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装いのプ・ロ・ミ・ス。

男性の装いには様々な決まり事があります。古典的な約束事で現代の生活では意味を持たないもの、また意味を持たないが故に一部の数寄者達に守られている習慣もあり、装いの決まり事だけで一冊の本になるほどでしょう(笑)。

しかし、中には絶対に破ってはいけない決まり事もあるのです。私が昨今の装いの中で特に申し上げたいのは、帽子に関するマナーです。帽子はとても素敵なアイテムで、私も大好きです。スーツの時には、冬はホンブルグやフェードラなどの所謂ソフト帽、夏はパナマ帽を、カジュアルの時にはツイードのベレーやドライビング・キャップ、ベースボールキャップを愛用しています。帽子は選ぶ種類やディテールにとてもその人らしさが出るアイテムですし、冷たい風から耳を守ってくれて、強い陽光をふせいでくれ、実用上もとても優れています。サイズをきちんと合わせれば頭髪が蒸れることもありませんし、禿げるなどというのはあくまで迷信です(笑)。もっと多くの方達に帽子の良さを見直して、愛用して頂きたいと思います。

けれども、季節感の無いニット帽を被る若者が増えた影響なのか、帽子ほどマナーが無視されているアイテムもないでしょう。帽子は、如何なるタイプのものでも建物の中では絶対に被っていてはいけないのです。以前も書きましたが、男性の装いとは周囲の人たちに対する礼儀や思いやりでもあるのです。建物の中で帽子をとらないことは、同席している人や周囲の人達に大変失礼な事なのです。禁煙席で煙草を吸ったり、家の中で傘をさしたりする行為と大して変わらない事だと思って頂いて差し支えありません。

少し以前の欧州では、「男性が建物に入る時にその人が何をするか見ていればその人の人となりが判る。」と言われていました。つまり、その人が建物に入る時に帽子をとれば、その人はきちんとした育ちで教養が有る人で、とらなければそのふりをしているだけの人であり、初めから帽子を被っていなければそのふりすら出来ない人という事を言っているのです。

テレビの影響も少なくないでしょう。著名な芸能人などが番組に出演しても帽子を被ったままだったりする事は、あくまで彼等のステージ衣装のようなものでマナー上は許されない事だということは知っておくべきでしょう。もし、目上の方と会ったり、人の家に行った時に帽子をとらなければ非常識な男だと思われることでしょう。帽子を被る方が少なくなっている現在、まぁ、相手の方達が帽子を被るマナーを知っていれば、という条件付きですが・・・。

帽子をさりげなく奇を衒わずに、しかもルールを守って被るという事にはそれなりの気遣いが必要かもしれません。けれども、帽子が男性の装いに大きく貢献するチャーミングなアイテムであることも間違いないと思います。

屋外で年上の知人に会った時には帽子をとって快活に挨拶をして、知り合いの女性と会えば被った帽子の前部を軽く持ち上げて会釈をする男性はとても素敵だと思うのですが(笑)。

私自身どうなのだ?と問われれば自信を持って帽子を被りこなしているとは言えませんが、常にそうありたいと思っています。数ある装いのアイテムの中でも、帽子はきちんと扱わなければならないものです。なにしろ身体の頂上の、他人から最も良く見えるところにあるものなので、我知らず自分の人となりを語ってしまうのですから。
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