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カシミア・カシミア -2-。

N氏より、件のカシミアスーツの最初の仮縫いの準備が整った旨のお知らせを頂き、早速行って参りました。
私を待っていた仮縫いは、ハンガーにかかり、カシミア特有のぬめらかな光沢を放っておりました。
N氏の手を借りながらトラウザースから身に着けていきます。まだ、付属品が一切付いていないので、要所要所をN氏がピンで留めていきます。

ct01

トラウザースとベストを着用した写真↑です。仮縫いに足を入れて、最初に感じたのは、生地の柔らかな見た目とは違った、しっかりと詰んだ質感です。この生地だと膝が出るのを気にしなくてよさそうな、そんな強靭さが有るのです。人が着用しての動作に対する耐久性は、細番手のウーステッドより強いと思います。
照明のある室内で見た生地の感じは、この写真と下の写真が近いと思います。光量によって濃紺無地に見えることもありますし、時折表情を見せるヘリンボーンが、シャドゥストライプの様で味わい深いです。

ct02

上着を着用しました↑。袖を通してまず感じるのは、しなやかさと軽さです。身体に軽やかにまとわりつくという感じで、サイクル・ウェアからタイトさを除いた感覚、というのが近い表現だと思います。
あらためて思ったのは、フランネルなどの重量のある生地の服との比較は無意味だということです。仕立て上がる服がスーツという形に分類されるというだけで、同じ土俵の上にいないものなのです。
つまり、このカシミアがどんなに素晴らしく仕立て上がって、快適に着て歩いていても、やはり、フランネルやヘビー・ウーステッドは着たくなるでしょうし、逆に、どんなにフランネルを愛していても、このカシミアの服は着たくなるでしょう。

ct03

上着を着用したアップです↑。いつもながら、N氏のカットは素晴らしいと思います。大好きです。相性というものがあるとは思いますが、特にダブルブレステッドのカットは、私にとっては今現在、彼のものが最高です。

ct04

背中側からの写真↑です。ツイードの項でも書かせて頂きましたが、肩甲骨周辺に山があって、ウエストが細い私の背中のフィッティングは難しいのですが、N氏はいつも、生地によって背中をどう表現するかを楽しみになさって(笑)いるようです。さて、今回はどんな背中に仕上がるのでしょうか?

ct05

斜めから見た背中のアップの写真↑です。背中から腰椎に向かって流れる、このラインが美しいと思います。流麗と端整が同居している、しかし、男っぽい表現をしてくれるのが、N氏の背中の仕立ての特長だと思います。身体のラインを生かすカットやシェイプだと、スーツはややもすると女性的なラインになりがちですが、しかし、N氏の服は「男らしい(笑)」のです!

次回の中縫いに向けて、仮縫いをしながら二人でアレコレと雑談を交えながら、夢中になって話し込んでしまい、数時間がアッという間でした。
先の楽しみが、アレコレと一気に増えた仮縫いでしたが、仕立て上がりの報告をさせて頂くのは、さて、何時のことになるのでしょうか(笑)?
まぁ、いつも通りにのんびりと、焦らずゆっくり、でも、楽しみは深く濃く、アンダンテ・アンダンテ・・・で参ります。
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